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LPガスご利用ガイド

LPガスの最新機器について

LPガス機器は常に進化しています。安全で便利なだけでなく、省エネや環境にも優しい機器やシステムをご紹介します。

水素と空気中の酸素から電気をつくる、クリーンなエネルギーシステムです

 燃料電池システム(エネファーム)は、ガスから取り出した水素と酸素から電気をつくるとともに、そのときに出る熱を給湯や暖房に利用できます。化学反応を利用した仕組みなので、排出ガスが少ないクリーンなエネルギーシステムとして脚光を浴びています。

燃料電池システムの仕組み

 燃料電池システムで電気をつくる仕組みは、理科の実験で行われている「水の電気分解」とは逆の化学反応を利用しています。「水の電気分解」では、電気エネルギーを加えて水を水素と酸素に分けますが、燃料電池システムではガス(LPガス、都市ガス)から取り出した水素と、空気中の酸素から電気をつくります。
 「燃料電池ユニット」と「貯湯ユニット」で構成され、貯湯ユニットにはバックアップ用の熱源を内蔵しています。  燃料電池ユニットと貯湯ユニットの「一体型」と「分離型」があり、ともに省スペース化が進んでいます。

燃料電池システムのメリット

環境にやさしいエネルギーです

 化学反応を利用しているので、エンジン式と比べて排出ガスが少なく、窒素酸化物や硫黄酸化物、またCO2の排出量も極端に少ないので、環境にやさしいエネルギーです。

エネルギー利用効率が非常に高い

 燃料電池システムの総合効率は87%(個体酸化物形)~94%(個体高分子形)ほどを実現しています。これに対し、電力会社が供給している電気は途中ロスが多いので、実際には36%ほどしか利用できていません。

使用状況に合わせて発電します

 燃料電池システムは、各家庭の電気の使用量に合わせて250~700W発電するので、無駄がありません。また、各家庭の生活パターンを学習して、自動運転します。一般に、各家庭の4~6割程度の電力量がまかなえ、その分電気料金が安くなります。

湯切れがありません

 補助熱源と貯湯タンク(例えば200リットル)を組み合わせて使用するため、湯切れの心配がありません。また、発電は太陽光発電と違い、天候などに左右されません。

停電になったときでも継続して運転できます。

 停電になったときでも、バッテリーなしで運転できる自立発電機能を搭載したタイプも登場しています。

国や自治体が普及を支援しています。

 燃料電池システムは、本体価格が200万円程度まで下降しています(2013年現在)が、現在まだ高額です。このため、国や自治体が補助金制度を設けています。うち、国の補助金制度は、下記サイトでチェックできます。

一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)

燃料電池システムのデメリット

 燃料電池・貯湯タンクの設置スペースが必要となりますが、省スペース化が進んでいます。また、「燃料電池+太陽光発電+蓄電池」による自立型も、間もなく登場する見込みにあります。

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