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公益社団法人神奈川県LPガス協会からのお知らせ

平成28年「新春交流会」を開催
古川会長、「LPガスの平時利用が災害への備えになる」

 

新春交流会  協会は、行政、関係団体との交流や連携を深める目的で、1月28日(木)正午より、横浜市・横浜ベイホテル東急で平成28年「新春交流会」を開催しました。席上、古川武法会長は「復旧が早く、可搬性に優れ、そして劣化しないLPガスを平時利用することで、災害への備えになります。ここにきて横浜、川崎、秦野3市の小中学校へ設置されるなどしており、ほかの地方公共団体でも公共施設への導入やLPガス自動車の採用を検討いただきたい」と呼びかけました。

冒頭に「中核充てん所訓練」「LPガス119番」を放映

 第6回目となる今年は、黒岩祐治県知事、土井りゅうすけ県議会議長、経済産業省の大本治康ガス安全室長、資源エネルギー庁の田久保田憲彦企画官をはじめ、多数の来賓にご出席いただき、出席者数は233名になりました。
 まず、協会の最近の取り組みから「災害時も平時も暮らしを守るLPガス中核充てん所」と「緊急時通報体制をワンストップで~LPガス119番スタート~」を映像で紹介。このあと、牧野修三副会長の「開式あいさつ」で交流会が開会しました。
 古川会長は「主催者年頭あいさつ」で、①大規模災害時には、県内17カ所のLPガス中核充てん所が被害状況の把握と応急供給を担う体制が確立している、②県内における緊急通報の受理を一本化し、受理センターで24時間365日対応する「LPガス119番」体制が2月からスタートする、③災害時に避難所となる都市ガスエリア内公共施設へのLPガス導入が進んでおり、県内でも横浜、川崎、秦野市などの小中学校に設置された、④電力・都市ガスの小売自由化で、今後熾烈な顧客獲得競争が始まる動きにあるが、LPガス業界が発展するために最も大事なことは、お客様から信頼を得ることである、と強調。
 そのうえで「地域コミュニティーとのつながりを深め、LPガスの存在感を強めていくことがなによりも重要であると思っている。協会と会員がやるべきことをやっていけば、必ず将来が見えてくると確信している」と述べました。

黒岩知事、「LPガスは災害に強く、安全安心の県土づくりのパートナー」

 続いて、来賓の黒岩知事と土井県議会議長、大本ガス安全室長から「来賓祝辞」をいただきました。この中で黒岩知事は、「神奈川県は集中型エネルギーから分散型エネルギーへの流れを加速させようとしているが、LPガスは分散型の象徴であり、大きな災害に遭ったときは、生命を守る大きな武器にもなる。災害に強い強靭な国土づくり県土づくりを目指すうえで重要なパートナーであると考えている。また、本県は人生100歳時代の設計図を描いていこうと訴えており、それには地域のネットワークが重要となる。LPガス業界には、ネットワークを活かした地域見守り活動でも、安全安心の県土づくりにさらに貢献いただきたい」と語りました。

土井県議会議長、大本室長(経済産業省)も来賓あいさつ

 一方、土井県議会議長は「協会は地域見守り活動で県民の安全安心に尽力するとともに、神奈川トラストみどり基金への寄付などを通じて社会貢献活動も続けており、感謝と敬意を申し上げたい。県議会にはいろんなご意見やご要望、政策提言などをいただいており、皆さんのため、県民のために、これからもしっかり議論を深めていきたい」とあいさつ。

 また、大本室長は「エネルギーシステム改革で、今年4月から電力小売自由化、来年から都市ガス小売全面自由化がはじまるが、ピンチをチャンスにするには消費者の信頼を得ることが大事である。特に、保安確保は最も重要な要素である。一方、神奈川県協会は保安・災害対応面では、中核充てん所の防災訓練、またLPガス119受理センターの開設など先進的な取り組みを行っており、敬意を表したい」と述べました。

お客様目線に立って行動し、ピンチをチャンスにしよう

 このあと、協会の相談役で相模原商工会議所の会頭でもある杉岡芳樹氏が「ピンチをチャンスにするため、お客様目線に立って行動し、お客様の信頼を勝ち取るよう、明日に向かって挑戦をしていこう」と呼びかけて乾杯を発声し、和やかな交流に移りました。

 会場では、地元選出の出席議員や来賓が次々と紹介されたほか、田中和徳衆議院議員が登壇してLPガス業界にエールを送りました。宇佐美雅彦副会長の発声による中締めで閉会しました。

●年頭あいさつ 古川武法会長

エネルギー全面競争時代が到来、「お客様からの信頼」が最も重要

古川武法会長 昨年に増してこのように盛大に、第6回目となる新春交流会を開催できましたことは、偏にこの場にお集まりいただいた皆様方の絶大なご支援のたまものと思っております。協会は、本年もLPガスの普及拡大に努め、県内120万世帯に安全で安定したLPガスの供給に努めなければならないとの決意を新たにしたところです。
 さきほどビデオを放映しましたが、最初の映像は昨年11月に実施した神奈川県中核充てん所稼働訓練です。県内では17カ所が整備され、災害時には行政機関と連携し、被害状態の把握やLPガスの応急供給をする役割を担っています。また、私ども協会は災害対策基本法の指定地方公共機関に指定されています。災害時には神奈川県と連携して会員800余の販売事業者がLPガスに関わる二次災害の発生防止やLPガスの安定的な供給に努める役割を担っています。災害はいつやってくるかわかりません。常日頃から意識を持っていることが大切であると思います。
 次の映像は、この2月1日から本稼働するLPガス119受理センターです。今までは消防署からの緊急通報を17支部ごとに受理していましたが、県内一本化を図って、LPガス119受理センターとして24時間365日取り組むことにしました。今後はいつ緊急通報が入っても、必ず対応し出動できて、二次災害の発生を防ぐ役割を果たせることになりました。
 災害時のいろんな体験を通じ、LPガスは災害に強いことが、消費者や自治体の間で徐々に認識されてはじめています。我々としては、このような利点にご理解をいただき、需要の拡大につなげていく必要があります。復旧が早く、可搬性に優れ、劣化しないLPガスを日常の生活の中でご利用いただくことが、災害への備えとなります。
 横浜市では都市ガス供給エリア内の81中学校と1高校にLPガスが常設されました。川崎市でも小中学校21校に設置され、秦野市では全ての小中学校22校にLPガス仕様のGHPが設置されました。地方公共団体におかれては、公共施設に積極的に採用いただくとともに、公用車にLPガス自動車を導入いただくようお願いしたいと思います。
 エネルギー業界は、この4月から電力の小売全面自由化、来年4月に都市ガスの小売全面自由化が予定されており、今後熾烈な顧客獲得競争がはじまると予想されています。LPガス業界が発展するために最も大事なことは、消費者からの信頼を得ることです。LPガスの生命線である地域コミュニティーとのつながりを深め、LPガスの存在感を強めていくことがなによりも重要であると思っています。協会と会員がやるべきことをきちんと行っていけば、必ずLPガス業界の将来が見えてくると確信しております。

●来賓あいさつ 
神奈川県知事 黒岩祐治氏

LPガスは災害に強い県土、安全安心の県土づくりのパートナー

神奈川県知事 黒岩祐治氏 神奈川県はいま、集中型エネルギーから分散型エネルギーへの流れを加速させようとしています。LPガスは分散型エネルギーの象徴です。いざ大きな災害に遭ったとき、生命を守る大きな武器にもなるので、災害に強い強靭な国土づくり県土づくりを目指すうえで重要なパートナーであると考えています。
 しかも、LPガス業界の皆様は地元にしっかりとネットワークをつくっており、これは非常に大きな安心になります。そこで協会とは、一人暮らしのお年寄りなどを一軒一軒回っていくという見守り活動の協定を結ばせていただいています。実際の成果も出ています。神奈川県は人生100歳時代の設計図を描いていこうと訴えていますが、そのためにはこうした地域のネットワークをいかにしっかりと守っていくかが大きなポイントになってきます。今後とも皆様と一体になって、この安全安心の県土づくりを進めていきたいと思っています。

●神奈川県議会議長 土井りゅうすけ氏

安全安心・社会貢献への取り組みに感謝、今後も議論を深めていく

神奈川県議会議長 土井りゅうすけ氏 LPガス業界の皆様方には、地域見守り活動をはじめとしたさまざまな形で神奈川県民の安全安心をお守りいただいており、深く感謝と敬意を表させていただきます。また、神奈川トラストみどり基金への寄付、ガスメーターのリサイクル運動といった取り組みを社会貢献活動として全県挙げて行っていただいており、感謝申し上げます。
 県議会に対しては、いろんなご意見やご要望、そして時には政策提言などをいただいております。皆さんのために、神奈川県民のために議論を深めていきたいと思っております。
 LPガスは災害に強いエネルギーであるので、県議会としても県民に周知徹底しながら頑張ってまいります。

●経済産業省商務流通保安グループガス安全室長 大本治康氏 

保安確保は消費者の信頼を得るうえで最も重要な要素

経済産業省商務流通保安グループガス安全室長 大本治康氏 2点を申し上げたいと思います。1点目はエネルギーシステム改革です。我が国のエネルギーを巡る環境は、電力小売自由化、都市ガス小売全面自由化で大きな変化のときを迎えています。ピンチをチャンスにするには消費者の信頼を得ることが大事です。料金、サービス、地域との関わり、保安など選択する要素はさまざまありますが、保安確保は消費者の信頼を得るうえで最も重要な要素です。
 2点目は保安、災害対応です。LPガスは環境にやさしく生活に不可欠なエネルギーであるとともに、災害にも強い分散型エネルギーです。また、LPガスを安全安心に使っていただくことは非常に重要です。そうした中で、神奈川県協会は中核充てん所の防災訓練、LPガス119受理センターの開設など、先進的な取り組みを行っており、敬意を表したいと思います。当方も保安の確保と、LPガスを安全安心にお使いいただけるよう全力で取り組んでまいります。

平成28年新春交流会 来賓(敬称略)

各種団体 団体名 役職名 氏名
行政機関 神奈川県  知事 黒岩 祐治
神奈川県議会 議長 土井りゅうすけ
経済産業省商務流通保安グル-プガス安全室 室長 大本 治康
資源エネルギ-庁資源・燃料部石油流通課 企画官 田久保 憲彦
神奈川県安全防災局工業保安課 課長 穂積 克宏
横須賀市消防局 局長 中村 照世志
逗子市消防本部 消防長 福地 昭三
三浦市消防本部 消防長 亀井 隆宏
 
関係団体 神奈川県地域婦人団体連絡協議会 会長 松尾美智代
NPO法人神奈川県消費者の会連絡会 代表理事 今井 澄江
    
国会議員 衆議院議員   田中 和徳
県会議員 参加者 24名    

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