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川崎北支部、避難者に暖かい食事提供

台風19号で川崎市高津区から「炊き出し」要請

 

10月12日に日本に上陸した台風19号。中部地方から東北地方にかけて甚大な被害を及ぼし、神奈川県内においても浸水、土砂崩れ等の被害が報告されています。 川崎市高津区では川崎北支部員が出動し、LPガスによる避難所での炊き出しが行われました。その時の様子を出動した関口淳也氏よりリポートしていただきました。

 

10月12日、大型で強烈な台風19号が静岡県に上陸し、勢力を維持したまま神奈川県に入ってきました。雨、風も一段と強まってきた午後9時過ぎ、川崎市高津区危機管理課より連絡が入りました。


「台風の接近により、多摩川が氾濫や決壊する恐れがあるため、緊急避難所を開設しました。つきましては、LPガス協会川崎北支部に、各避難所に対する炊き出しの協力を要請いたします。避難所は4~5カ所になりそうです。場所や時間などの詳細は、改めて午後10時くらいまでに連絡させていただきます」との内容でした。


そして午後10時少し前に、同課より以下のような連絡が入りました。


「今回、緊急避難所として5カ所に炊き出しのお手伝い、LPガスの搬入をお願いします。避難所になっている学校、施設は、久地小学校730名、西高津中学校418名、高津小学校538名、高津スポーツセンター500名、東高津小学校1,039名です。以上の避難所に午前7時前後には来てください」。


川崎支部では再度会員に連絡を行い、午前6時に集合して各避難所に行き、炊き出しの手伝いをするように打ち合わせました。そして、5名が手分けして各避難所に伺いました。


避難所に行ってみると、夜も明けはじめ、水も引いてくるとのことで、避難しておられた方々は徐々に帰宅を始めていました。このため、ほとんどの避難所で炊き出しの必要はなくなりました。ただ、最も避難者数が多かった東高津小学校では、炊き出しの食事を待っている避難者が100名近くおられましたので、予定通りに炊き出しを行いました。


今回は備蓄してあったアルファ米の調理用に大量のお湯を沸かしました。高津区では炊き出し用の器具を計画的に購入されており、東高津小学校にも炊き出し用の器具が配備されていました。おかげでスピーディーな対応ができました。


同区では年に4~5回程度防災訓練を行っており、その都度、支部の皆さんたちが炊き出しの訓練を行っていたことが、今回のような有事対応にも生かされたと実感しました。
ここ数年、自然災害が毎年のように私たちの生活を脅かしています。そんな時に確実に熱源として頼りになるLPガス。被災された方々に温かい食べ物を提供して喜んでいただけ、また社会貢献の一端が担えて本当によかったと思っています。


朝食を提供したのち、区の担当者から「ご苦労様でした。撤収していただいて大丈夫です」とお声掛けいただきましたので、午前10頃に引き上げました。

 

 

 

(川崎北支部 関口淳也)

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